Charles Kynard/Reelin' with the Feelin'(1969)
ここ最近の大当たりのCharles Kynard。カイナードと読むのかな?
60年~70年代に活躍したオルガン奏者です。とにかくファンキー。カッコいい。
このアルバムの内容は知らなかったのだけど、事前に別のアルバムを聴いていて、「あ、この人のアルバムなら何買っても間違いないな」と思っていたので、吉祥寺ディスクユニオンのジャズ館で購入。
ボク自身のジャズへの入り口はJazz Crusadersだったので、当時は知らなかったのだけどもファンキージャズ、ソウルジャズなるジャンルに非常に親和性があると思う。ビートがグルーヴしているってカンジが大好きなんですわ。
そしてなんとこのアルバムのテナーサックス、Wilton Felderはクルセイダースのメンバーだったのです。参加メンバーを調べると私自身は知らなかったのですが錚々たる面々のよう。
テナーサックス:Wilton Felder
ギター:Joe Pass(この人は名前だけ知っていました。カッコいい!)
ベース:Carol Kaye
ドラムス:Paul Humpherey
ギターもドラムもノリにノッていて最高に歯切れいい部分と最高にねちっこい部分が混ざり合っている。そして個人的にビビット来たのはベースのCarol Kayeさんです。
僕の家はマンションの中階(こんな言葉あるのか?)なので夜なんかは音量に結構気を付けているのですが、このアルバムをかけると「あ、ちょっとベース響いちゃってるかも」と思って少しずつ音量を小さくしてしまうのです。
そりゃお前ベースの良さじゃなくてベースの音が大きいだけだろと言われるかもしれません。そうかもしれません。しかし、ボク自身の悪い癖というか癖がないところが悪いと思っているのですが、ベース音をあまり気にしない聴き方をしがちなのです。
そんなボクが音量を気にしてしまうぐらいに前面に感じるベースなのです。調べてみるとこの人も相当なプレーヤーのようなので、これからいろいろ聴けることが楽しみですね。
買ったレコードはなぜか未開封で、ボク自身初めてレコードの開封を経験しました。
Charles Kynard – Reelin' With The Feelin' 1969 FULL ALBUM
吉祥寺で本当は欲しかったのはこっち↓のレコード。これもマジでいいアルバムだと思う。