【Records1】The Band
枚数も枚数なので大変なことだとは思うけど、持っているレコードやCDについては何かしら文章を残さないといけない。
こちらは大好きなThe Bandのセカンドアルバム「The Band」。
A面にはLast Waltzでも演奏される曲がずらりと並び非常に豪華な内容となっている。
私はThe Night They Drove Old Dixie Downという曲が本当に好きで、このアルバムを初めて買うレコードとして選んだ。
かつて中学生の頃、ハードロックバンドと勘違いして近所のヤマダ電機で買ったEaglesのベスト盤にはDoolin DaltonやDesperadoが入っていた。大金はたいて買ったアルバムはハードロックではなかったけどももったいないから聴くしかなかった。中学生ながらDoolin Doltonを枯れた音だと感じ、この曲が好きだと思ったのを覚えている。いまもその延長であること知ったのは京都に行ってからだ。
レコード鑑賞会に初参加するために持っていったレコードである。正直なところレコードの音の違いについては分からないのだけども、それはそんなに重要なことではないのではないだろうか。
現代の視点から見たらこの馬鹿でかい媒体に対して、具体的な重みを感じるだけでもその価値は大きい。と思うのである。
スワンプミュージックは沼地の音楽というが、今のところ私にとってはカラッと乾燥した枯れた音の音楽に思える。
私にとってのオールドディキシーダウンはそんな曲である。
再始動
iPod touchを買いました。
ストレージを得てStudio103再始動です。
2016年のiPhoneを再開させることができて、なんかclipboxが再び使えるようになった。儲け。
ストレージとともに文化を取り戻した感触があるので、ブログの更新頻度も上がるかも。
良い気分
Tom Waits/ Please Call Me Baby
トムウェイツで一番好きなセカンドアルバム、The Heart of Saturday Nightより
酔いどれ詩人と呼ばれるほどの人なので、メロディはもちろんのこと
その歌詞に注目したい。
そして酔いどれの詩人なのでその歌詞の歌い方にも注目しよう。
歌いだしはこうだ。
The evening fell just like a star, left a trail behind
いきなり美しい情景だ。流れ星の後ろ髪も引きたくなる午後。
穏やかな午後である。しかし彼女は罵倒しながら唾を吐く。
You spit as you slammed out the door
If t'his is love, we're crazy
こんなの愛ではなく、犬や猫の喧嘩だという。
As we fight like cats and dogs
だけどそれはそんなに大したことではなく、
もっと他に大事なことがあるのはちゃんと知っているのだ。
But I just know ther's got to be more
変拍子を加えながらこの一節を歌い上げるのだが、
気だるげな歌詞とその気だるげな歌い方には大変な心地よさを感じる。
軽く酔った状態、ほろ酔いのときの心地よさは素晴らしい。
農工大の畑で、あれは朝焼けだったのか夕焼けだったのか今では思い出せないのだが、霧がかった陽の光を見たことをよく覚えている。
朝ぼらけという言葉がよぎった気がするので、研究室で夜通しの後の朝だったのかもしれない。
徹夜の眠気もさることながらあのときも確かな大変な心地よさを感じたのだった。
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